らんこっこ音楽堂♪

ヴォイストレーニングとカウンセリング

周りから期待された人になる?

私はアンパンマンが好きで、よくテレビ放映を見ます。

アンパンマンというのは、バイキンマンが町のみんなを困らせることをして、それをアンパンマンがやっつけて一件落着というストーリーなんだけど、バイキンマンが悪事を働かない時がある。

 

・おことちゃんのようにバイキンマンが憧れを持っている人。

・おくらちゃんや、シチューおばさんのように、バイキンマンの心のうちを察してくれる人。

・マダムナンのように、バイキンマンをいい人だと思っている人。

 

そういう人たちの前では、バイキンマンも悪事を働かない。
「悪いことをしない」と思っている人の前では悪事を働きにくいらしいです。

 

これは、周りの人が「こういう人だ」と、自分に対して思っている通りに行動していることになります。

「いい人」と思われていると感じたら、いい人になろうとするし、「悪い人」と思われていたら、悪い人になる。周りの人の期待に合わせて行動を決めていることになる。

 

でも、そもそも「いい人」「悪い人」と思われるに至るには、まず自分がどう振舞っていたか?がありますよね。

 

「いい」「悪い」という単純な話じゃなくて、実際の現実はもう少し複雑だろうけど「こんな感じの人」というのを常日頃、私たちは自ら発信していて、それを周りの人がキャッチして、また、その期待に自ら応えているような気がします。

 

そのやり取りが確かに行われているのならば、私は「どういう人」でもありたくない、と思う。その時々に変化する人であれば、周りから期待されるキャラクターもなく、応えようとする心の動きもなく、自由度は上がるのではないかな?と思う。