クラシックバレエの思い出
小学校の頃、クラシックバレエを習っていた。
前にもこのブログに書いたことがあるが、いわゆる下手の横好きだった。
私はそもそも学校の体育もものすごく苦手で、客観的な評価としては、体育の成績で「１☆」をもらったこともある！
だから、当然、バレエも他の子と比べていつまでも上達せず、上のクラスに上がれないし身体も堅いしで、自分が下手なのはわかっていた。
でも、ロマンティックなクラシック音楽、しかもオーケストラの音楽に合わせて身体で形やリズムを表現することがとても楽しかった。
苦手ではあったけれど、熱心にはやっていたので、先生もわかってくれていたし、プロになっていこうというようなバレエ教室ではなかったこともあってか、友達とも仲良くやっていた。
私は海外に住んだことがないので、人から聞いた話だが、アメリカではみんな趣味は全然上達せずに万年初心者だろうと全然気にしないで楽しんでいるのだとか、ドイツにはいろんな種類の趣味のコミュニティがあるだとか。
時代も何かにつけて「楽しむ」方向へ進んでいるような気がするし、私自身、歳を重ねてきて、体力も集中力も下がってきたな、と感じていること、それに加えて年々、平均寿命は上がっているので、ここから先の人生がまだまだ長～い可能性があるため、ゆるゆると楽しみで続けていく趣味をやっていきたいな、と思っている。
あの、子供の頃に感じた、オーケストラの音楽に合わせて踊る喜びを、また感じてみたいとも思う。
