らんこっこ音楽堂♪

ヴォイストレーニングとカウンセリング

ルーチンタイマーで家事をする

私はヴォイストレーニングレッスンとカウンセリングセッションを仕事にしています。

レッスンやセッションの約束がたくさんある日は、約束の時間以外のところで家事をやろうとするので、空き時間は少なくとも、むしろすんなり動けるのですが、

 

そのような決まった予定がなかったり、あっても少なかったりする日は、家事になかなか取り掛かれずにいました。「いつやってもいいこと」だからだと思います。

 

炊事、洗濯、掃除、どれも特に嫌いということもなく、始めてしまえば出来るのですが、取り掛かることにちょっとした重さを感じる。

 

ですが、1つ、洗濯物を干すということはスイスイ出来ていました。

洗濯機を回して出来上がった洗濯物はすぐに干さないと乾いたり匂いが出たりといいことがないので、すぐに干してしまおう、という気になるのと、私は洗濯物の干し方に決まったルールを採用していて、それに沿ってやる以外に方法がないことが、迷いを生まないのです。

 

このルールについても近いうちに書けたらと思っているんですが、とにかく洗濯物干しは知らないうちに手が動いて、目の前に干し終わった洗濯物を見て「誰が干したの?」と思うこともあるほど、無我の境地で出来ます。

 

他のすべての家事がこんな風に楽に「無」で出来たらいいのにな~、と思ってアプリを探していて見つけたのが【ルーチンタイマー】です。

 

(ただし、これはこのアプリを紹介するための記事ではありません。類似のアプリも色々あると思いますので、色々試して合うものを見つけて下さい☆彡)

 

私が1日の中でやりたいと思っている家事はおおむね90分におさまります。それをこのアプリに、時間設定と共に入力していきます。

 

例えば

・洗濯機を回す(7分)

・蒸留水を作る(3分)

・ブラーヴァ起動(3分)

・食器洗い(15分)

・洗濯干し(15分)

と言った感じです。

 

始めはだいたいの時間でセットして、実際にやりながら(○分)のところは調整し、【家事】という名前のルーチンをセットすると80分ほどになりました。

 

セットした後はこのアプリを起動させるんですが、その時、1つだけ考えることは、終了時刻です。今から80分家事をして、次の予定に間に合うか?それ以外のことは考えないことにする。

 

で、タイマーを稼働させると、次々と分単位でアプリが家事を指示してきますから、それを「無」の心で淡々とやる。


これ、所用時間を自分でセットしていますから、「嫌だな」とか考える暇がない。そして、私の場合は家事って始めてしまえば別にそんなに苦ではないんですね。

 

逆に今まで何が自分を苦しめていたのかな?って考えてみると

1,この時間に他にやるべきことがあるんじゃないか?という葛藤。

2,今やらなくていいんじゃないか?今はお茶を飲みたいよ、という葛藤。

3,効率を考えると、Aの家事よりBの家事を先にした方がいいんじゃないか?という葛藤。

つまり、すべて心の葛藤が苦しかっただけ。
しかも、1,2,3,どれも、どっちでもいいことで葛藤していた。
どっちでもいい、という自由があるからこそ、決められない。
約束の時間があるから出来ないとか、何かしら制限があれば、それに従うしかないので、むしろ葛藤は起こらないんですよね。

 

 

このアプリでほんとに家事が楽になりました。
そして、後日談ですが、1か月ほど使っていたら、苦しいと思っていたのは勘違いだったことがわかり、家事をする順序が身体になじんできたため、もはやこのアプリは要らなくなりました。

 

この方法で、家事以外のこともルーチンタイマーに組んでみようと思っているところです☆彡