らんこっこ音楽堂♪

ヴォイストレーニングとカウンセリング

肋骨を開いたまま歌い切る

グループレッスンでの練習曲、現在は「もみじ」です。

 

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親しみやすい曲の多くがそうですが

「秋の夕日に」「照る山もみじ」

2小節を歌ったところで、1回、息を吸います。

 

歌いだしの「秋の」は、良い声なのですが

「夕日に」と、後半は絞り出すような声になってしまう

 

 

そんな時は

肋骨の膨らみ方を意識してみて下さい。

 

肺により多くの息を吸うためには

腹式呼吸を使うのですが

今日は肋骨に注目します。

 

息を吸う時に

意識的に肋骨を外側に広げてみて下さい。

そして、肋骨を触りながら歌ってみる。

 

声を出すと共に

肋骨がみるみる閉じていくのがわかると思います。

 

それを、2小節間、なるべく肋骨が開いたままの状態になるよう

歌ってみて下さい。

 

声帯に送られる息の量がコントロールされて

絞り出すような声ではなく

きれいな声のまま歌い切ることが出来ます。

 

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