らんこっこ音楽堂♪

ヴォイストレーニングとカウンセリング

癒しフェアに出展しました

ご縁があり、癒しフェア2017に出展させて頂きました。

 


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私は2016年、音叉ヒーリングの講座を受講したのですが、この度、講師の村山友美さんが癒しフェアで講演(実演)をなさるのでサポートスタッフとしてお手伝いをすることになりました。

 

それに絡めてブースではヴォイスヒーリングのセッションをさせて頂きました。

 

お二人の方にセッションさせて頂きました様子が皆さんの参考になればとご紹介致します。

 

【Tさん】

教育現場で教諭として日々過ごしておられる女性。保護者の方とのコミュニケーションにストレスを感じておられました。

 

「保護者の方になかなか自分の気持ちが伝わらない……。」そこに着目してしまうのが自然かも知れませんが、「伝えようと努力している自分」に目を向けて見る、その姿勢に満足する、という在り方もあるのではないでしょうか?

 

結果はいつも予定通りにいくとは限りませんが自分の心の在り方は自分で決めることが出来ます。

 

身体に音叉の振動を感じて頂きながら、そんな話をして、ゆったりと横隔膜を下げる呼吸を何回か続けたあと、ハートから上へ、下へ、両方に声を伸ばしていくイメージで声を出して頂きました。

 

徐々におなかの硬さが取れ、上半身の奥底から声が出てきます。

この時の身体の状態と声は自分に「オッケー」を出しています。

 

この声を出し、聴くことで、自分が自分に安心している状態になり、物事の結果に捕らわれたり自分の気分に振り回されることが少なくなっていきます。

 

【Yさん】

販売のお仕事でお客様と話す毎日だが、プライベートな場面において、自分の気持ちと声のズレを感じる。だからと言って今の気持ちならこんな声(高さや音色)という明確なイメージを持つことも出来ず、どうしていいかわからない……とのことでした。

 

先に、欲しい声のイメージがあって、それに心を使って身体を合わせる……声優さんたちは自分の身体の可能性の中でそれをしています。(私のレッスンでは声優さんたちがそれを実現するテクニック的なお手伝いをしています)

 

Yさんも、日常的にお仕事としてイメージ通りの声を出すことにより、かえって普段の声をどうしたら良いかわからなくなってしまっていたようです。

 

胸から上だけでしゃべる感じと、顎に噛み締めるような力が加わっている音がしていましたので、ハートから下方向へおなかの力を抜いて息と共に声を出すこと、顎を緩ませることを意識して頂きました。

 

そうすると声が身体全体に響き、ご自身でも足裏に声が響く感じを体感して頂けました。

 

 

 
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当然ですが、自分の声を一番近くで沢山聴いているのは自分です。

 

自分自身の言動や行動、在り方を否定的に捉えている時、横隔膜や喉、顎などが知らず知らずのうちに緊張して硬くなっています。

 

その状態から出る声は否定的な音を含んでいるかも知れません。

 

私たちは頭(思考)で自分を否定している時でも、腹の底(魂)では否定も肯定もしていないそうです。ただ一人一人が命を輝かせている……シンプルな状態。

 

その腹の底(魂)から声を出して、それを聴きながら毎日を過ごしていたら、自分の声で自分を安心させながら生きていくことになる、と考えています。

 

興味をお持ちになった方はお気軽にレッスンにいらしてみて下さい。