「え」を歌う時の舌の位置
発声練習をしていて、「あ~」は、とてもうまくいくのに、「え~」になると、平べったくなってしまう人がいるかも知れません。
今回は日本語の母音、「あいうえお」の中の「え」の舌の位置について書いてみようと思います。
私のレッスンには、声のお仕事をしている方も来られますが、歌が苦手なんだけど何とかしたい、という方も来られます。
そういう方にまず、やって頂くのが、舌先を下の歯の裏につけることです。
そのことは他の記事に書いたので、こちらをご覧下さい↓
今回は「母音は舌先を下の歯の裏につける」が出来ているとして次へいきます。
「あ~」で発声した時には丸みのある響きなのに、「え~」にすると平べったくなってしまう。
このような時は、舌の上にあめ玉を乗せていると想像してみて下さい。
※あくまでも想像です。
本当にあめ玉を使ってやらないで下さい!
そして「あ~」を歌ってみる。
「あ~」の時はあめ玉が舌の前の方に乗っていると感じる方が多いです。
次に「え~」を歌ってみますが、この時、あめ玉を奥の方に乗せているようにしてみて下さい。
これ以上後ろへやると、あめ玉が喉に落ちちゃう!
というポイントに乗せる感じです。
※しつこいですが、想像であめ玉を乗せています。本物は使わないで!
このように「あ~」と「え~」で、それぞれ想像のあめ玉を前の方、後ろの方、と置き換えるつもりで声を出す。
すると「え」の平べったさが解消されることが多いです。
練習してみて下さい☆彡
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