自分の歌を客観的に聴く
何かを学習したり、練習したりする場合
いわゆるビフォー・アフターというものがあります。
TOEICや大学受験、ダイエットなど数値がはっきり出るものはわかりやすいと思うのですが、「歌がうまくなったか?」
というのはなかなか評価がしづらいものの一つではないでしょうか。
カラオケでの点数というのは
良く知られているように縦と横
つまりリズムと音程をとりあえずきちんと合わせて
マイクを近づけるとその分は点数が上がります。(それ以外の要素もあります♪)
レッスンではもちろん
直すべきところを見つけ出し
取り出して練習して
良くなったかどうか評価するのですが
レッスン生ご本人に
「どうですか?」と聞くと
「歌うのに精いっぱいで評価は出来ません」
との答えが多いです。
確かにそうですね。
歌の演奏は
歌っているそばから消えていってしまうので
歌いながら聴く
ということをしないと、つかまえることは出来ません。
レッスンではそれを私が聴いていて
ビフォー・アフターが充分に変化した
と、思ったら次の課題へ進みます。
私のレッスンでは録音OK
なので、後で聴いてみてその変化が
「良くわかりました~♪」
と、言う方が多いです。
俳優・声優などのオーディションのため
絶対に成果を上げる必要がある人は
しっかり録音して
自分のビフォー・アフターを確認すればいいし
自分自身が歌いやすくなればいい、とか
楽しく歌えるようになるのが目的!
という方はじ自分の感覚を大事にして頂いてます。